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勝手に連載小説

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合わせ鏡の恐怖
kさま(04/1/22 19:28)

     鏡
それは、神秘のかたまりである
そのなかの
合わせ鏡≠ヘ、不吉な物として
古代から 恐れられていた・・・。
――――――――――――――――――――
「きゃ〜!これ キレイー!!」
「ん?木の・・・ブラシ?」
「みてよっ キレーな石が
ついてるでしょっ」
・・・ここは、とある
アンティークショップ
中学生の騒ぎ声が響いている
テンションの高い子は、理香=iりか)
それに 比べて、
おとなしい子は 陽子=iようこ)
そして この少女達に
恐怖が訪れる・・・。
――――――――――――――――――――
理香が、ある物に気づいた
「あっ このコンパクトいいじゃん!」
「え それ・・・?」
陽子が、心配そうに見つめる
「な・なに?どうしたの?」
「それ 2つ鏡がついてるでしょう?
それは 合わせ鏡と言って
不吉なことがおこるんだって」
「ふーん でもねぇ・・・。」
コンパクトを見つめていくうちに
理香に 変化がおきた
眼をそらせない
いや・・・なにかが、変わっていく・・・。
「理香 どうしたの?その鏡買うの?」
理香は、冷たい瞳で陽子をにらんだ
陽子は 恐怖のあまり、何も言えなかった
そして 理香はそのまま
カウンターへ行った
――――――――――――――――――――
恐怖は、始まった
だが、いまさら気づいても
もう 遅かった
静かに・・・確実に
魔は、しのびよる・・・。




合わせ鏡の恐怖(2)
kさま(04/1/22 20:45)

ハッ!!
ここは・・・私の・・・理香の家?
そ・そうよ 私の家
陽子とアンティークショップへ行って
帰ってきたんだ
あれ?なんだろう 一瞬記憶が無くなった?
カサッ
理香は、ある物に手が触れた
「コンパクト?」
ああ あのコンパクトか
買った覚えにのになぁ
ま・いいや
このまま 寝よう・・・。
――――――――――――――――――――
ここ どこ?
暗い・・・。
「コ・・・イ コッチ・・・ヘ
コ・イ ハヤ・・・ク コ・・・イ」
誰?わからないけど 怖い
声が、はっきりしてくる
姿が 見えない
でも 近づいてくる事は、わかる
「コ・・・イ」
いや
「コ・・・イ クルンダ・・・。」
いや いや
「コォォォォォォォォォォォォイッッ!!」
いやぁぁぁぁぁぁっ!!
――――――――――――――――――――
「・・・ぁ」
夢かぁ よかった
怖かった〜 すごくリアルで・・・。
あっ 学校!!早くしなくちゃ!
こうやって、夢のことは忘れられていった

合わせ鏡の恐怖(3)
kさま(04/1/23 18:00)

「おっはよ〜!陽子!!」
「えっ あ・・・。」
陽子は、妙にギクシャクしていた
昨日の理香の行動のせいである
「どうしたのよっ 元気ないぞっ」
陽子は、いつも通りの理香を見たおかげで
元のように、話を始めた
だが やはりすっかり
元のようには なれないようで、
少し理香のことを避けていた
な・・・によ 陽子ったら!
私を避けてばっかり・・・!!
――――――――――――――――――――
キーン コーン カーン コーン
「はい 授業を終わる」
陽子は、そそくさと
理香とは 別の友達と話をした
なんで?いつもは、休み時間が始まったら
すぐに 一緒に話をしてたのに・・・。
――――――――――――――――――――
「井上(いのうえ)さーんっ」
理香のことだ 
女の子が、理香の方に向かって 走ってくる
「ねぇ 次 理科でしょう?
理科室いこーよっ!」
「あ・・・うん」
理香の学校の理科室は、1階だ
友達と一緒に、階段をおりながら
理香は、考え込んでいた
陽子は、なんで私を避けるの?
私のこと キライになったの?
だったら そう言えばいいじゃない!
陽子のバカッ 
陽子なんか・・・陽子なんか・・・
死んじゃえっ!!
バターンッ
・・・え?
陽子が、「なんの音?」とあたりを見渡すと
なんと 階段の下に、陽子が倒れていた!

合わせ鏡の恐怖(4)
kさま(04/1/24 08:28)

「陽子ーッ!!」
周りに、理香の声が響き渡る
理香は 陽子に駆け寄ると
必死に陽子を揺すった
「陽子?陽子ッ!」
頭から 血をだしてる
息をするのも、苦しそうだ
『陽子なんか 死んじゃえっ!!』
私が、あんなこと思ったから・・・!?
――――――――――――――――――――
「・・・っく ひっ・ぅ ふっ」
誰かが、すすり泣く声がする
「り・・・か?」
「陽子ッ!起きたの!?」
「うん・・・あれ ここ 保健室?」
よかった 大丈夫そう
「あなたはね 階段から、落ちたの」
「そう・・・ぅっ」
「痛むの?」
「あ・ちょっとね」
「奇跡的に、命には別状はないって」
「ん・・・。」
「じゃっ 教室に帰るねっ」
グィッ
陽子が、理香の服のすそを引っ張っている
「ど・・・したの?」
陽子は、鬼のような
恐ろしい顔つきで 言った
「コ・・・イ コッチヘ コ・イ」
なにこれ あの夢の声・・・!?
「ツギ オマエ コイ」
取り憑かれてる・・・!?
「やっ やだっ!!」
そして、鬼の悪魔は
ひどくしわがれた声で
「カガ・・・ミ」
と言って 陽子は元に戻った
「ん・・・?あれ 夢みた
理香の買ったコンパクトの中に
黒い影がうつってた」
「え?」
「ねぇ やっぱり あの鏡やめときな?」
「うん・・・。」
「とくに、あさっての金曜日までに」
「? 金曜日 何かあるの?」
「だって 13日の金曜日0:00に
合わせ鏡をすると 悪魔がでるらしいよ」
「えっ マジ!?」
「マジ マジ」
そして、数分後には
理香は 教室に帰っていった
なんで 陽子は、魔術とか
あんなに詳しいのかな?
オタク・・・じゃなかったし
それよりも、あの夢は・・・!?

合わせ鏡の恐怖(5)
kさま(04/1/24 10:30)

「ただいま〜」
理香は、家へ帰ると
自分の部屋へ行き
あのコンパクトを見つめた
「気味悪いわねぇ」
『あさっての金曜日までに・・・。』
あさって・・・か
でも、捨てなかったらどうなるというのか?
コンパクトを開いて鏡を見た
うしろにある 机がうつっている
だが 次は、黒い影がうつった!
誰かいるっ!?
理香は、振り返った
しかし 誰もいなかった・・・。
「なぁんだ」
もう一度 鏡を見つめると
なんと 自分がうつっていなかった!!
え!? うそでしょっ
何度 見ても同じであった
鏡を見つめているうちに、
あの声が聞こえてきた!
「コ・イ コ・・・イ クル・ンダ」
「いやぁっ なんなのよっ」
「ア・ク・・・。」
「悪?」
「マ」
「悪魔・・・!?」
すると いきなり青白い手が
鏡から出てきて、理香を引き込もうとした!
「きゃぁっ く・・・っ う」
バッ
青白い手は、理香を離し 鏡に戻った
ハァ ハァ
なんなの!?あの鏡!
悪魔って、なによ!
私 どうなっちゃうの!?
・・・殺されるの?
いや!まだ生きたい!!
そうだ これを捨てるんだ!!
理香は、窓からコンパクトを投げ捨てた
2階から 叩きつけたせいで
こなごなに 砕けてしまった
これでいいの
これで私は、元の生活に戻れるの!
―――――――――ー――――――――――
「おはよ〜っ」
「あ・陽子!!
身体は、もう大丈夫なの?」
「うん でも、体育は見学」
「そっか・・・。」
理香は、やっぱり自分のせいじゃないかと
責任を感じていた
それと あの鏡のこと
言おうか、迷っていた
『どうせ 捨てたんだから』と思っても
やはり こわいのだ
もし 言ったらどうなるかわからないからだ
「ん?どうしたの?」
「ううん なんでもないっ」
そう言うと 理香は、椅子に座った
・・・あれ?
机に、なにか入ってる
硬くて・・・丸い?
取り出してみると・・・
その瞬間 理香は、教室を飛び出した!
出てきたものは、あの
呪いのコンパクトだったからだ!!

合わせ鏡の恐怖(6)
kさま(04/1/25 13:44)

理香は、女子トイレで震えていた
あの鏡は・・・私を追い続けるんだ!
ずっと ずっと 死ぬまで
なにが、目的なの!?
なにか 助かる方法は、ないの!?
・・・っっ
「なんで 私なの・・・っ」
私は、なんにも悪い事なんてしてないのに!
なんで 私なの!?
なんで 私が・・・っ
「不幸にならなきゃいけないのよーっ!!」
トイレのなかに、理香の声が響いた
それを聞いて 陽子がやって来た
「理香?どうしたの?」
陽子が、理香の入っている
個室のドアを叩いている
ドンドン ドンドン
「どうしたのよ?理香っ」
「・・・っ うるさぁいっ!!」
理香は、トイレから飛び出すと
陽子を睨んだ
そのとき 理香は、
怒り狂っていた
誰も、不幸な私のことを
わかってくれないのよ!
なのに!1人でいたいのに!
陽子は、おせっかいばかりして・・・。
その怒りは、陽子に向けられた
理香は、陽子に殴りかかろうとした
だが 突然 身体に異変がおこった
力が・・・抜けていく?
視界もボーッとしてきた
意識も、とお・・・く
ドサッ
気絶した理香を陽子は、うけとめた
気絶する瞬間 理香は見た
黒くて、長い髪のいつも
みなれている陽子を
・・・だが 1つ 違う所があった
陽子の深い紫いろの眼が
あやしく光っていたのだ

合わせ鏡の恐怖(7)
kさま(04/1/27 20:43)

「ん・・・?」
陽子が、私を覗き込んでいる
「あっ よかった!」
陽子は ほっとしたようで、
ため息をついた
「ずっと 居てくれたの?」
「え?うん だって 私達 
親友じゃない?」
陽子の優しい言葉に、理香は涙がでた
私は、八つ当たりして
陽子を殴ろうとしたのに・・・。
なんて 私は、愚かだったのだろう
こんなにも、優しい陽子を
憎んでいたなんて!
「どうしたの!?どこか、痛いの!?」
「・・・っく ひっ・ふ・・・。
ち・がうっ・の」
数分後 理香は、やっと落ち着いたようで
口を開いた
「八つ当たりなんてしちゃって、ごめんね」
「いーの いーのっ!
さ・放課後だよ!帰ろっ!」
――――――――――――――――――――
それにしても、どうしよう
あのコンパクト・・・。
いや 怖い 怖いよぉっ!!
すると 私に名案が浮かんだ
お寺だ!お寺に供養してもらえばいいんだ!
お寺なら、なんとかしてもらえる!
これで、助かるんだ!!
理香は 喜びながら、眠った
だが そう 上手くいく物か・・・?

合わせ鏡の恐怖(8)
kさま(04/1/28 18:01)

次の日 早朝
理香は、早くも お寺に行った
「・・・これを?」
「はい どうにかして
いただけませんか?」
「では、その鏡を燃やしてしまいましょう」
「はい・・・。」
そして コンパクトは跡形もなく、
燃やされた
火は、理香の心の傷も
溶かしてくれるようだった・・・。
――――――――――――――――――――
お坊さんは、ちゃんと
供養してくれたようで、ここ 2.3日
何事もなく過ぎていった
「るん るん るーん♪」
「あら ご機嫌ね?理香」
「へっへー わっかる〜?」
「じゃあさ 今日パフェおごって!」
「え〜!? ・・・ま いっか☆
今日は、スペシャルデーだもんね♪
よぉし 超高級フルーツパフェおごったる」
「イェイッ!!」
・・・嬉しい こんな普通の毎日が
また 戻ってくるなんて!
生きてるって 本当に幸せ!!
これで 理香は普通の生活に
戻れたのであろうか・・・?

合わせ鏡の恐怖〜最終回〜
kさま(04/1/29 16:22)

夜 理香は、静かな眠りについていた
「火事だーっ!!」
えっ?
ベットから飛び起きて窓を開けると
遠くの方から 煙が出ていた
遠く・・・か
なら 大丈夫 寝よ 寝よ
――――――――――――――――――――
「理香 昨日の火事 知ってる?」
「あ あれね〜 夜 眼が覚めちゃった」
「ほら この市にある お寺よ
お坊さん 亡くなったんだって
新聞にも、載ってたよ」
「へぇ そうなんだぁ」
「今日さー 理香の家 行っていい?」
「いいよ〜」
なんか、変な感じ
あの お坊さん
この間 あったばかりなのに・・・。
――――――――――――――――――――
「たっだいま〜 陽子連れてきたよ」
「おじゃまします」
シーン
「そういえば 今日お母さん
パートなんだっけ」
「そうなの つまり、私達 2人だけ?」
「うん ごめんね〜」
「いいわよ」
そう言いながら、理香の部屋へ向かった
「・・・そういえば 理香の家
初めてだよねっ」
「そうだねぇ 中2からの
親友だもんね〜
お菓子もってくるから、まってて」
そして、理香がドアを開けようとすると
カタン
・・・?
これは・・・コンパクト!?
戻ってきたの!?
「いやぁぁっ!!」
「ど・どうしたの!?」
「あの コンパクトがっ
捨てた・・・供養したハズなのにっ!」
「理香 落ち着いてっ!」
「あ・・・あ・・・。」
理香は、とうとう 泣き出してしまった
「大丈夫 だから 
コンパクトを開けてみて?」
「やだっ 怖いっ 殺されるっ!!」
「サッサト ヤレ」
「えっ なに?」
陽子の声?いつもと違う
「サッサト コンパクトヲヒラケ」
やだ・・・開けたくないのに
身体が言う事きかない!
パカ・・・。
コンパクトが開くと、黒いモヤが見えた
「ヤ・・・ット デテコレタ」
あの 悪魔の声だ
でも、陽子の口から聞こえる!?
「陽子?なに言ってんのよっ」
「ソレハ、ヨウコデハナイ ニンギョウダ」
次は、鏡から聞こえた
気がつくと、陽子の人形は
横たわっていた 
そのかわりに、鏡のなかに陽子がいた
「いやぁっ たすけて 理香ッ」
「陽子!」
陽子が悪魔に捕まっている!?
助けなきゃっ!
鏡から出ていた 陽子の手を引っ張った
グイッ
・・・え?
陽子が、私の手を引っ張っている
いや 正しくは、陽子の顔をした悪魔だった
「ウマクヒッカ カッタモノダ
サイゴ二、オシエテヤロウ
ワタシハ スウヒャクネンマエ
コノカガミ二 トジコメラレテ
アクマ二 ナッタ
ツギハ、オマエノバンダ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
理香を引き込むと 陽子は
鏡がら出て行った
理香は、もう 戻れない
アタラシイ エモノ<
ミツケルマデ・・・。



掲示板管理者 しのす : FlasH BBS Pro v1.41 [Shigeto Nakazawa]

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